先日プライベートのPCを5年ぶりにWindowsからMacに変更した。変更に至った主な理由は、WSL上で開発を行う中でIOが遅かったりなど、開発体験が悪いことが挙げられる。それ以外にも普段の利用で嫌だなと思うところがいくつかあるので記す。
OneDriveの同期
Microsoftアカウントにログインしてしまうと、設定を変更しない限り自動的にデスクトップ上のファイルなどが同期される。複数のPCで同じ作業をしたい人や、バックアップによる安心感を得たい人などにはとても良いだろうが、正直OneDriveのストレージ無料分が勝手に圧迫されるのは困る。
ローカルストレージの圧迫
XBoxなど不要なアプリケーションが自動でインストールされる。アンインストールしてもいつの間にか再インストールされていたりする。
また上記とは関係なく、なぜか起動しているだけで数GBのストレージが埋まっていることがある。再起動するといくらかは解放されるが、なんとも気持ち悪かった。
開発にはWSLでUbuntuをインストールして利用していた。このWSLをWindowsのシステム設定のストレージから見ると25GB程度利用していることになっていた。少しは抑えられるかもしれないが、これは辛い。
更新プログラム
頻繁にあるし、気づいたらOSが再起動されている。再起動時間を延長できるが、1週間程度しか先延ばしできないので、ちょくちょく先延ばしの設定するか諦めて再起動するしかない。必要な更新とはいえ頻度は下げてほしい。
アプリケーションの動作
MacとWindowsでは起動速度、動作速度が異なる。Windowsを利用していると、やはり遅いと感じることが多かった。スペックが異なるので仕方ないが、Windowsの方のスペックを上げるならMacを選択したほうが良い。
その他開発周り
IntelliJを利用しているが、WSL内にあるプロジェクトの操作が重い。特にターミナルの操作において、コマンドを打った後ワンテンポ遅れて結果が出力されるのがストレスが溜まって辛い。
もう1つ、会社PCはMacなので業務とプライベートでOSが異なるとショートカットなども異なる。いくらか近づけはしたが、完全には無理で混乱する。
良かった点
もちろんWindowsの方が良かった点も本当に少しある。
自分が利用しているアプリケーションの中で、Macに対応していないものがいくつかあった。開発というよりは日常の中でたまに利用するものなので十分割り切れる範囲ではある。またあまり利用しないがExcel等のMicrosoft製品もWindowsの方が操作しやすい(ほとんどSpreadSheetを利用しているが)。
とはいえ自分にとってはデメリットしかないので、今後も自分用に購入するとしたらMac一択になるだろう。